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【古伊万里 染付 紫陽花熨斗文 蕎麦猪口】、入荷しました‼️
藍の濃淡が美しい、古伊万里の染付蕎麦猪口(そばちょこ)が入荷しました。
江戸時代中期~後期頃に焼かれたと見られる一客で、**紫陽花(あじさい)と熨斗(のし)**を組み合わせた上品な意匠が魅力です。
しっとりとした藍の発色が、古伊万里特有の柔らかな質感と見事に調和しています。
紫陽花文 ― 家族の絆と調和を象徴する花
紫陽花は、雨に濡れてなお瑞々しく咲き誇る花。
花色が青や紫、紅へと移ろうことから、古くより**「家族の絆」「和合」「団らん」**を象徴する文様として親しまれてきました。
本作では、柔らかな花房が染付の筆致でのびやかに描かれ、静謐でありながら温かみのある風情を感じさせます。
熨斗文 ― 祝意と長寿をあらわす吉祥文様
一方の熨斗文(のしもん)は、もともと神への供え物であった「熨斗鮑(のしあわび)」を意匠化したもの。
江戸時代には細長い帯状の文様としてデザイン化され、「束ね熨斗」として広く用いられるようになりました。
複数の熨斗を束ねる形は、人と人との絆・繁栄・祝福を象徴するおめでたい吉祥文様です。
蕎麦猪口 ― 江戸の粋が生んだ万能の器
蕎麦猪口は、江戸時代に庶民の間で蕎麦が流行した際に誕生した器です。
もともとは酒器や小鉢として使われていた「猪口(ちょく)」から発展し、やがて蕎麦つゆを入れる専用の器として定着しました。
その汎用性の高さから、現代でも小鉢・デザートカップ・スープカップなど、多用途に楽しめる和食器として人気があります。
商品詳細
商品名:古伊万里 染付 紫陽花熨斗文 蕎麦猪口
時代:江戸時代中期~後期頃
サイズ:高さ 約6.5cm/直径 約9.7cm
価格:一客 10,000円(税込)
古伊万里らしい柔らかな藍の発色と、吉祥文様の調和が美しい本作。
日常の食卓にも取り入れやすく、使うたびに江戸の粋を感じられる逸品です。
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