展示場

【大聖寺伊万里 色絵 蕪文 蓋茶碗】— 縁起の良い蕪文が描かれた、美しい一客✨

華やかな赤絵にふっくらとした蕪(かぶ)が描かれた、
大聖寺伊万里の色絵蓋茶碗が入荷しました。


赤と藍の対比が美しく、金彩が上品に煌めく姿は、
明治期の伊万里焼ならではの華やぎと落ち着きを兼ね備えています。


■ 蕪文(かぶもん)とは — “株が上がる”縁起文様

蕪文は、一見素朴ながらも古くから縁起の良い文様として知られています。
「株(かぶ)」と通じることから、“株が上がる”=運気上昇・商売繁盛の象徴とされ、
また、すぐに芽を出す生命力から「家運隆盛」「子孫繁栄」を意味する吉祥文様でもあります。

蕪はその形の愛らしさだけでなく、
実りや繁栄を表すモチーフとしても多くの陶磁器や蒔絵に描かれてきました。


■ 武家文化にも通じる、縁起物としての蕪

蕪と鞍の組み合わせは一見奇異に見えますが、
蕪が「頭(かぶ)」に通じることから、武家の世界では古来より縁起物とされてきました。

また、家紋は文様から転用しやすい特徴があり、
春の七草由来とする説もある一方で、
蕪文様から転用された可能性も考えられるなど、興味深い背景を持ちます。

こうした文化的背景を知ることで、蕪文の持つ意味がいっそう豊かに感じられます。


■ 内側まで意匠を凝らした、明治期の職人技

蓋を取ると、内側の窓絵には梅と仏手柑(ぶっしゅかん)が交互に描かれ、
開けた瞬間にも華やかさを楽しめるつくりになっています。

細部まで丁寧に描かれた筆致には、
明治期・大聖寺伊万里の職人たちの高度な技術と美意識が感じられます。


■ 商品詳細

  • 時代:明治頃

  • 高さ:約8.2cm(身:約6.4cm)

  • 直径:約12cm

  • 価格:一客 10,000円(税込)

オンラインショップにて販売中です。
季節の料理を盛りつけるだけで、食卓に格調とあたたかみを添えてくれます。

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■ まとめ

大聖寺伊万里の蕪文蓋茶碗は、
美しい意匠と縁起の良い意味を併せ持つ一客です。
赤絵と藍、そして金彩が織りなす華やぎの中に、
日本人が古来より大切にしてきた「繁栄」「家運隆盛」「運気上昇」の願いが込められています。

秋の食卓やお正月のしつらえにもおすすめの器です。



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小皿(13cm前後)

中皿〜大皿(15〜25cm以上)

膾皿(なますざら)

長皿(長方形の皿)

変形皿(花型・八角など)

蕎麦猪口(そばちょこ)

猪口(ちょこ)

向付(料理の小鉢や取皿)

蓋物(蓋付きの器)

鉢(深めの器)

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ガラス(涼やかな透明器)

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