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九谷焼 色絵 鶴菊文 向付 ― 秋を感じる器のご紹介💁♀️
10月に入り、朝夕の空気もすっかり秋らしくなってきました🍂
この季節になると、器にも秋の風情を添えたくなりますね。今回ご紹介するのは、そんな気分にぴったりの一品、九谷焼 色絵 鶴菊文 向付です。
菊と籬の取り合わせ
器の絵柄には、秋を象徴する花「菊」が、籬(まがき)に寄り添うように咲き誇る姿が描かれています。籬とは、竹や柴を編んで作られた垣根のこと。古来より家屋を囲う最も目につく部分であったため、造形の美しさが重んじられ、文様としても親しまれてきました。
菊と組み合わせたものは「菊籬(きくまがき)」と呼ばれ、中国の詩人・陶淵明や白楽天の詩にも由来する、雅趣ある意匠です。食卓に並べれば、まるで秋の庭先を眺めているかのような趣を添えてくれるでしょう。
九谷焼ならではの青粒技法
もう一つの見どころは、九谷焼の代表的な装飾技法「青粒(あおちぶ)」。
緑色の細かな粒を盛り上げて並べることで、鮫革のような質感を生み出す技法であり、粒の大きさや感覚を均一に保つには高度な技術が求められます。細部にまで職人の技が凝縮された仕上がりは、華やかさと繊細さを兼ね備え、見る人を惹きつけます。
手にとって楽しむ秋の器
作品名:九谷焼 色絵 鶴菊文 向付
時代:大正頃
サイズ:高さ 約4.7cm/直径 約9.7cm
価格:一客 3,500円
小ぶりながら存在感のある向付は、前菜を盛り付けるのにも最適。日常の食卓から特別なおもてなしまで、幅広く活躍してくれます。
秋のひとときに、伝統工芸である九谷焼を取り入れてみませんか。
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