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【新入荷】古伊万里 色絵 宝尽花亀甲文 膾皿(なますざら)|吉祥文様とともに、古伊万里の魅力を味わう
【新入荷】古伊万里 色絵 宝尽花亀甲文 膾皿(なますざら)|吉祥文様とともに、古伊万里の魅力を味わう
新原美術オンラインショップにてご紹介するのは、江戸時代後期に焼かれた古伊万里の色絵膾皿(なますざら)です。
手のひらに収まるほどのサイズ感ながら、そこには日本人の美意識と願いがぎゅっと詰め込まれています。
■ 古伊万里とは?
古伊万里(こいまり)とは、江戸時代初期から幕末にかけて、肥前国・有田(現在の佐賀県有田町)で焼かれた磁器を指します。
港町・伊万里から積み出されたことからその名がつきました。
色絵(上絵付け)や染付、金彩など、当時の高度な技術と美意識が融合し、国内外で高く評価されてきました。中でも17世紀から18世紀にかけての作品は、ヨーロッパの王侯貴族をも魅了し、オランダの東インド会社を通じて輸出された「柿右衛門様式」や「金襴手」などが有名です。
現在では、時代を超えて愛される“和の芸術品”として、骨董・美術ファンにとっても憧れの存在となっています。
■ 吉祥文様に込められた意味
この膾皿に描かれているのは、日本の伝統的な吉祥文様「宝尽(たからづくし)」「花文」「亀甲文」の組み合わせ。どれも、江戸の人々が幸福や繁栄を願った文様です。
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宝尽文
打出の小槌、隠れ蓑、巻物、金嚢(きんのう)など、福をもたらすとされる宝物を集めて描いたおめでたい文様。
一つひとつに「金運上昇」「知恵」「長寿」「厄除け」などの意味が込められています。 -
花文
季節の草花をあしらった文様で、自然の移ろいと美しさを表現。控えめながらも華やかな色使いは、江戸絵画や琳派の影響も感じさせます。 -
亀甲文
六角形が連続する幾何学模様で、亀の甲羅をモチーフにした長寿・安定・繁栄を象徴する文様です。格式の高い意匠として、着物や陶磁器、建築装飾にも用いられてきました。
■ 実用と美を兼ね備えた一枚
直径約15cmという程よいサイズの膾皿は、和食器としても飾り皿としても楽しめます。
お正月や節句、来客時の器として、またはインテリアのアクセントとして飾っても◎。
表面の上絵付けは経年の風合いが柔らかく、手に取ると、時代を超えて大切にされてきた“もの”の温かみが伝わってきます。
■ 商品詳細・販売ページはこちら
👉 古伊万里 色絵 宝尽花亀甲文 膾皿(オンラインショップ)
一点ものにつき、気になる方はお早めにご覧ください。
■ 古伊万里を暮らしの中に
現代のライフスタイルに馴染む、美しく縁起の良い古伊万里。
骨董初心者の方にも、親しみやすく、飾る楽しみ・使う楽しみが広がる逸品です。
ぜひこの機会に、日本の美意識が息づく器を、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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2019年にオープン。掛け軸、香炉など店主が目利きしたものがさりげなく店を飾っております。
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