寺岡多佳てらおかたか

時代	昭和１９年〜
カテゴリー	絵画、書画
作品種別	日本画家無所属・諸派
プロフィール	独自の感性と温かみのある作風で知られる日本画家。絵馬や扇子、茶器、和装小物にいたるまで、多彩なメディアに描き続けている。寺社仏閣への奉納作品も数多く、国内外に広くファンを持つ。 人物略歴 1944年　満洲国・熱河省に生まれる。 戦後、日本に引き揚げ、福岡県で育つ。 折尾女子学園（現・折尾愛真学園）在学中、教諭の小田千草氏に日本画の手ほどきを受ける。以後はほぼ独学で技法と表現を磨き、独自の画風を確立。 日本画の会「ちぐさ会」を主宰し、定期的に同会展を開催。 作風と活動 代表的なモチーフは「お多福」「神話・伝承に基づく人物」「吉祥文様」など。 絵馬、散華、茶器の色絵、扇子、絵はがき、和雑貨など、生活と信仰に根ざした造形表現を追求。 素朴さと華やかさを併せ持つ色彩と、温もりある筆致が特徴。 主な奉納・作品収蔵先 以下のような全国の主要寺社に奉納を行っており、信仰芸術としての評価も高い： 大神神社（三輪明神） 靖国神社 上賀茂神社 東大寺 出雲教 枚岡神社 生國魂神社 尾鷲神社 伊勢神宮　ほか多数