久保田紫苑くぼたしおん

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 日本書学研究会 一先会
プロフィール 以下は、**久保田紫苑(くぼた しおん/本名:久保田陽子)**さんについて、岩手大学を拠点とする書道研究者・実践家としてまとめた詳細です。

プロフィール & 所属

岩手大学 人文社会科学部/教育学部/平泉文化研究センター 准教授として活躍中

職名は「久保田陽子」。筆での活動名は「久保田紫苑」として知られています 。
学歴:京都橘大学大学院 修士(文学・書道専攻)

展覧歴・受賞歴

読売書法展 読売俊英賞(2019年)

日本書芸院展 史邑賞(2018年・2020年)

読売書法展 読売奨励賞(2011年)、特選(2010年)

各地の公募展で継続的に優れた成績を収めています。

研究・創作分野

専門領域は「仮名書道」「大字仮名作品」「書道教育」「毛筆によるロゴデザイン」「古典和歌・詩歌書道」

学術誌 『書の美』 において、以下のような研究・作品解説を複数掲載:
「中・大字作品の用筆法について」(2023)
「魂の行方」(2013)ほか

教育活動・講座実施

岩手県盛岡市「伝統文化子供教室 書道」(2022)にて講師を担当:小中学生向けに筆と和文化を紹介

岩手県書写書道教育協議会の実技講習会などでも、「平仮名の基礎実技と小筆の使い方」に関する講演を実施

活動の特色と意義

伝統と創作の融合:古典和歌や平安期の書風分析などの研究を教育・創作に生かすアプローチ

実践重視の教育:小筆・仮名書の指導から子ども向け書道教育まで、幅広い世代に書の魅力を伝える実践的活動。
学会・団体との連携:読売書法会や日本書芸院など、全国的な書道団体にも関与。