堀江素琴ほりえ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 日本書学研究会 一先会
プロフィール 堀江素琴(ほりえ そきん)先生は、20世紀中期から後期にかけて活躍された日本の女流書道家です。以下に詳細をご紹介します。

経歴・活動

生年:大正14年(1925年)2月2日生まれ。晩年まで現役で活動されました

書道指導歴:18歳から書道家のもとで学び、極めて長い期間にわたって師事・教育に従事。特に天橋立のホテル北野屋で、2ヶ月に一度のペースで書作品の指導を行っていた記録もあります

地域・団体との関わり

日本教育書道連盟の交流:堀江素琴氏の草書作品が台湾・国立歴史博物館に「日文草書」としてコレクションされており、1970年代の訪華交流団による寄贈品の一つとされています

日本書芸院との関わり:公益社団法人日本書芸院の参与・役員名簿に「堀江 素琴」の名前があり、高い評価と地位にあったことが伺えます

日本書道美術館:名誉副館長に「堀江素琴」の名前があり、展覧会や審査にも携わっていた実績が示唆されています

作風と作品

仮名・草書作品
 「朝の雨」「春は花」「枕草子抄」など、和歌・詩歌を題材にした掛け軸形式の草書作品がオークションや市に出回っています。流れるような筆致と繊細な線の美しさが特徴です(上掲画像参照)。
作品の流通:ヤフオクやメルカリなどで「真作」とされる肉筆掛軸や色紙が散見されており、一定の市場価値があります。
評価・受賞歴

展覧会・審査への関与:日本書芸院や書道関係団体において、参与や名誉職など役職にあり、展覧会や審査に関与。作品制作だけでなく、後進の指導にも貢献された方です