加藤不譲かとうふじょう
時代 | 昭和16年〜 |
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標準発表価格 | 240,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代書家・篆刻作家 |
プロフィール | 愛知県出身。 加藤不譲(かとう ふじょう、1941年4月2日生まれ)は、愛知県在住の文人画家・書画家で、中国伝統の“文人画”(風景を詩的・理想化して描く水墨画の一種)を中心に制作活動をされています 略歴と活動 1941年 愛知県に生まれる 。 1985年頃 陶刻と篆刻を学びながら本格的に書画を開始 。 1985年 知多市立中央図書館にて縦2.4m×横7mの襖絵展「愚秀展」を開催し、席上揮毫を披露 各地の寺院(名古屋・京都・三河など)や文化施設に襖絵や障壁画を奉納。 宅原寺(神戸)、常楽寺(半田)、十六羅漢図・五百羅漢図(京都乾窓院)などで作品が見られます 米国・ダラスでも茶室やホテルロビーなどで襖絵や中国画を展開。 展覧会出品歴:「愚秀展」のほか、「新春書画代表作家展」、「日本の美術展」、海外会場など 作風・テーマ 文人画を主軸とし、自然や詩的イメージを墨一色や淡彩で描写 観る者の心に寄り添う“仙境”イメージの山水画や静かな空間を好みます 書画作品では、現場揮毫で“無作意”を重視し、心のままに描くスタイルが特色です(自身のブログにて禅的スタンスを語っています) 。 ⚜ 印象的なエピソード **知多市立中央図書館での「愚秀展」**は、席上揮毫で巨大な襖2.4 × 7 mを描き上げる圧巻のパフォーマンスだったそうです 自らの制作哲学を“禅の心”になぞらえた電子書籍『泫然の禅―文人画とは』を出版 発表・出版 電子書籍『泫然の禅―文人画とは』では、自身の制作観や文人画の精神を丁寧に解説 。 ブログ「ありのままあるがまま」では襖絵や文人画にまつわる日々の出来事・禅的思索を綴っています 総評 加藤不譲氏は、書・絵・篆刻と幅広い表現を駆使しながら、中国深い伝統の文人画を現代に体現する作家です。大作を現場で揮毫するパフォーマンス性と、禅による制作哲学の重みが融合した点が大きな魅力。地域や寺院、海外にもその活動舞台を広げ、文人画の精神を伝え続けています。 |