中島春緑なかしましゅんりょく
時代 | 昭和17年〜 |
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標準発表価格 | 400,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代書家・篆刻作家 |
プロフィール | 富山県出身。 **中島春緑(なかしま しゅんろく)**は、富山県南砺市出身の書家・篆刻家で、日本篆刻界において高い評価を得ている人物です。 経歴概略 1942年、富山県南砺市福光に生まれる。19歳で書と篆刻の道へ進む 富山県南砺市・福野に拠点を構え、「中島春緑書法篆刻研究会」を主宰し、地元を中心に教室運営や啓蒙活動を実施 活動・役職・発表歴 日本篆刻家協会で理事や顧問を歴任し、役員展にも常に参加している実力派 西泠印社の名誉社員として名を連ねるなど、中国とも深いつながりを持つ篆刻家として活動 作品例:「静観」「小者大之源」など、高い芸術性と個性を放つ書法・篆刻の掛軸作品が知られており、オークション等でも注目されている 展覧会と受賞 第29回~第31回 日本篆刻展など国内篆刻展に出展。「牛飲馬食」「馬耳東風」「金剛心」といった墨蹟が発表される 地元高岡市・万葉歴史館での「万葉集 書で味わう」展においても作品が収蔵・展示されるなど、文化施設との連携も深い 富山県善意銀行のチャリティー作品展にも参加、「人長寿」といった作品を寄贈・出品 作品の特色 書体は「行草」「篆書」など多様で、篆刻と組み合わせた掛軸が得意。 篆刻作風には端正な線質とともに、作品テーマへの造詣深さが見られる。 書風・印風ともに伝統美を保ちつつモダンな感性が息づき、国内外の印社展でも通訳的な役割を果たす存在。 教育・地域貢献 中島春緑書法篆刻研究会を通じ、若い世代や篆刻愛好者への指導に尽力。 地元駅(福野駅)に残る古看板も手掛け、まちの文化的資産として街の風景に溶け込む形で作品を残す活動も実施 |