平田蘭石ひらたらんせき
時代 | 昭和17年〜 |
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標準発表価格 | 480,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代書家・篆刻作家 |
プロフィール | 岐阜県出身。 平田蘭石(本名:平田賢一郎、1942年生─2025年2月14日逝去)は、岐阜県出身の著名な篆刻家・書家です。以下にその生涯・業績・関連情報をまとめます。 生涯と略歴 1942年、岐阜県に生まれる(本名:賢一郎、号:蘭石)。 師事:中国・梅舒適(ばい・じょしょく)氏のもとで篆刻や書法を学ぶ 1997年、中国・西泠印社の日本名誉会員に就任 2025年2月14日、84歳で逝去。 活動と役職 篆刻・書法・金石学の研究に半生を捧げ、中日篆刻書法交流の促進に尽力 所属・役職: 日展会友、読売書法会理事審査員、日本書芸院参事審査員、日本篆刻家協会副理事長、岐阜県書作家協会理事長など 教育活動: 愛知教育大学非常勤講師、中部日本書道会などで篆書・篆刻を指導 関市でも講師を務め、篆刻史・漢字変遷研究に注力。 主要功績と展覧会 国際漢字篆刻芸術交流展(2020年)に出品し、作品が高く評価される 中国西泠印社と共同で多くの篆刻・書法展を開催し、両国のアーティスト間交流を推進 追悼展:2025年5月〜後藤昭夫藝術館にて、「平田蘭石と後藤昭夫展」として企画・展示 作品と刊行物 篆刻作品の集大成として、『千字文印存』1集・2集(1992年刊)などを発表 「蘭石図」(墨絵・書法)が西洋美術館や個人所蔵として伝わる(※蘭石図は同名ですが、別作者の可能性もあります)。 人物像 中国・日本双方の篆刻界で高い評価を得た国際派芸術家。 師から受け継いだ伝統を土台に、現代的感覚を通して作品を創出。 地元岐阜・関市でも後進育成に熱心で、多くの門弟を抱える指導者であり人望のある人物でした。 まとめ 平田蘭石は、中国と日本の書と篆刻を繋ぐ架け橋として長年活動し、教育・研究・展覧の各方面で多大な功績を残しました。2025年に惜しまれつつ逝去しましたが、篆刻・書法界への貢献と作品は今後も語り継がれることでしょう。 |