小田玉瑛おだぎょくえい

時代 昭和7年〜
標準発表価格 520,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代書家・篆刻作家
プロフィール 東京都出身。

小田玉瑛(おだ ぎょくえい/玉瑛、192?生まれ)は、日本の書家・篆刻家・学究。90歳を超えても精力的に活動を続ける「現役の巨匠」です。以下に詳しくご紹介します。

プロフィール・学歴・師事

称号・会歴:日展会友・謙慎書道会理事

修行歴:
昭和26年(1951年)殿木春洋に師事、書と篆刻を学ぶ
昭和33年(1958年)二世中村蘭台に師事し、篆刻修業

東洋大学大学院文学研究科博士課程修了
文化・文学研究者との接点:
鎌倉松ヶ岡文庫で禅学者・鈴木大拙の助手を務める
和歌は保田與重郎に、俳句は名和三幹、連句は眞鍋呉夫に学ぶ

海外調査と研究

昭和47年(1972年)よりインドやシルクロード諸国を毎年調査。印章や刻字の研究を継続

博学と感性を生かし、西洋・東洋を超えた刻字芸術の深淵を探求しています。
活動・展覧歴

個展:
昭和54年(1979年)より銀座・大阪で隔年開催、20回以上開催

卒寿(90歳)を超えた令和3年(2021)銀座鳩居堂で“最後”とされる個展

2024年11月には「九十二歳の仕事展」が石川県政記念しいのき迎賓館で開催(11/14–17)

講演活動:
令和6年11月4日(金・振休)には金沢歌劇座にて「鈴木大拙」の業績を語る講演会を予定

その他活動:銀座鳩居堂で中村蘭台一門展にも継続出展
作風・評価

篆刻と書:刻字・印章・書を融合し、陶器・額装といった領域にも幅広く展開

哲学的深み:禅僧との関係や詩歌・俳句との融和により、芸術に哲学性や叡智が息づくスタイル
旺盛な創作意欲:90代を過ぎても精力的な食生活やギャラリー巡り、グローバルな場所での制作など精力的との評が多数