和中簡堂わなかかんどう

時代 昭和27年〜
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代書家・篆刻作家
プロフィール 福井県出身。

和中簡堂(わなか かんどう)さんは、日本篆刻界のトップアーティストであり、書壇においても極めて影響力のある人物です。以下、詳細な経歴や活動をご紹介します。

主な肩書・所属・役職

生年:1952年生、福井県出身

日展会員・読売書法会常任理事・全日本書道連盟理事・全国書美術振興会監事・謙慎書道会副事務局長・全日本篆刻連盟理事長・西泠印社名誉社員など、書道・篆刻関連団体の要職を多数兼任

篆刻家としての著名業績

**日展(日本美術展覧会)**への出品者として、2021年第11回出展作『尚書語』では、
春秋時代の書体を取り入れつつ、世界平和を願う句「協和萬邦」を篆刻した意欲作で高く評価されています

ご自身も「春秋時代の文字を主として用い、…平和を望む句を抽出した」と語っています

作品集・図録
2013年発行の『和中簡堂篆刻展』図録(A4・116ページ)は専門家に好評で流通しています

書道誌『墨』の特集「篆刻の鑑賞と実践」(1995年増刊)にも登場

教育・講演・展覧会活動

読売書法会東京展にて、篆刻部門のギャラリートーク登壇(篆書作品制作解説)

**『38の書斎』**企画(芸術新聞社・大東文化大学)では書作風景の撮り下ろし6ページ掲載され、現代書道の代表作家としても紹介されています

上海・中国文化センターなどで篆刻書画交流展に参加。日中の文化交流にも貢献