鈴木まつ子すずきまつこ
時代 | 昭和7年〜 |
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標準発表価格 | 650,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 書 現代書家 近代詩文作家 |
プロフィール | 師 玉渓 鈴木まつ子(すずき まつこ、1932‑2019)は、日本を代表する女性現代書家で、漢字かな交じりの詩文書を中心に、奔放かつ清雅な表現で知られ、書道界で高い評価を受けました。 経歴・ポジション 東京都生まれ。書家・佐久間玉渓に師事 毎日書道展の審査会員・名誉会員、日本詩文書作家協会常任理事、白峰社理事長、青梅書道連盟顧問など多数の要職を歴任 2007年には**第2回日中女流書道家代表作品展(北京)**に出品、席上揮毫も披露し大拍手を浴びました 作風・表現の特徴 奔放で躍動感ある筆致:気持ちを込めた筆で、躍動感溢れる漢字かな交じり書が魅力 詩的レッスンの講師:書誌『墨』2015年5‑6月号で芭蕉の俳句詩文書レッスンに講師として参加 主な著作・活動 『山頭火 放浪—鈴木まつ子「書」の絵本』(2007年発行):「無一物の放浪」「自然への眼差し」「人間、山頭火」など山頭火の句に筆を当てた詩画集として刊行されました 人柄・書界での存在 毎日新聞ブログで葬儀が報じられ、「小柄でしたがかなりタフな先生だった」と書かれるなど、気さくで温かみのある人柄でも慕われていました 白峰社のパーティーでは歌を披露するなど、親しみ深い一面も垣間見えます。 総まとめ 項目 内容 生涯 1932年東京都生まれ〜2019年5月、87歳没(膀胱がんのため) 指導者 書家・佐久間玉渓 役職 毎日書道展名誉会員、白峰社理事長など 表現 漢字かな交じりの詩文書、奔放かつ清雅な筆致 国際活動 中国・北京展で席上揮毫 著作 山頭火の句に書を添えた詩画集「山頭火 放浪」 個性 タフで朗らか、白峰社のムードメーカー的存在 鈴木まつ子は、書の芸術性と人間性が一体化した書家として、作品・著作・教育・国際交流とあらゆる面で輝いた存在です。 |