須藤松閑すどうしょうかん

時代 昭和8年〜
標準発表価格 730,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代書家 近代詩文作家
プロフィール 師 誠海
山形県出身。

須藤松閑(すとう しょうかん)氏は、現代書道の第一線で活躍する書家・教育者であり、国際的な書道交流にも大きく貢献した人物です。以下にその詳細をご紹介します。

経歴・人物

生年と年齢:2011年時点で78歳と報じられています(出生は1933年ごろと推察)

書の師事:高校時代に國井誠海(せいかい)氏の書に惹かれ、教えを受け始めて以来40年以上師事

教育背景:中央大学法学部を卒業。その後、大東文化大学で書道教師資格を取得

教師として:定年まで東京の高校で書道教育に尽くし、多くの後進を育成

書界での活動と役職

産経国際書会:書道界の国際交流を推進する団体「産経国際書会」に長年関わり、企画・運営に携わる。事務局長、副理事長として海外展も主導

海外展経験:チェコでの30回目となる海外展を2011年10月に開催予定との報道あり。
青成会:代表を務め、東京・銀座で現代書の展覧会を毎年開催

作風・思想

表現の探求:「字句と表現の関連性」に重きを置き、「書く字によって心の表情が変わる」との考えを一貫して持つ人物

現代書の推進:古典にとどまらず自身の創作を通し、現代書の可能性を広げた草分け的存在

著作・コレクション

作品集:「須藤松閑作品全集」全巻が刊行されており、古書市場でも流通中。例えば第3巻は5,000円前後で取引されています

同窓会題字:目黒星美学園同窓会機関誌の表紙題字を手がけた記録もあります。
まとめ

項目 内容
師弟関係 國井誠海氏の40年以上の門弟
教育実績 中央大学卒・書道教師資格取得、東京で長年指導
役職 産経国際書会の要職(事務局長・副理事長)、青成会代表
海外交流 チェコなどで海外展を継続的に開催
思想 「字句と表現の関連性」を探究し、表情豊かな書風を展開
著作 作品全集の刊行、同窓会題字等の実績あり