坪内滄明つぼうちそうめい

時代 1939年生(昭和14)
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 愛知県生まれの日本画家。本名、坪内 完剛(つぼうち さだよし)。晩年は神奈川県に在住していた。
伝統的な日本画(風景画)を得意としたが、花鳥画なども描いた。
挿絵画家である中村岳陵に師事し、1960年には日展初入選。その後も日展、新日展で特選・白寿賞や菊花賞、日本芸術院賞等を受賞し、1981年には文部大臣賞を受賞。
日展評議員、日展常務理事なども勤めた。

坪内 滄明(つぼうち そうめい、1939年2月13日 - 2006年7月13日)は、愛知県出身の日本画家で、本名は坪内 完剛(つぼうち さだよし)です。彼は伝統的な日本画の技法を用い、風景画や花鳥画を中心に作品を制作しました。

経歴

1958年:中村岳陵の内弟子となり、本格的に日本画の修行を開始しました。
1960年:第3回日展に初出品し、初入選を果たしました。
1965年:第8回日展で特選・白寿賞を受賞し、その才能が広く認められました。
1974年:初の個展を開催し、多くの作品を発表しました。
1981年:文部大臣賞を受賞し、さらに評価を高めました。
1991年:日本芸術院会員に推挙され、その功績が称えられました。
作風

坪内滄明の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としつつ、独自の感性で自然の美しさを表現しています。特に、風景画においては、四季折々の情景を繊細な筆致で描き、観る者に深い感動を与えます。

主な受賞歴

1965年:第8回日展 特選・白寿賞
1981年:文部大臣賞
1991年:日本芸術院会員
晩年

晩年は神奈川県に在住し、創作活動を続けました。2006年7月13日に逝去されましたが、その作品は現在も多くの人々に親しまれています。

坪内滄明の作品は、東京・銀座のおいだ美術などで取り扱われており、興味のある方は訪れてみると良いでしょう。