竹増陽子たけますようこ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 前衛書/墨象作品で高く評価されている書道家、**竹増陽子(たけます ようこ)**さんについての詳しいご紹介です。

主な受賞・実績

**第29回産経国際書展(2012年)**で、現代書(墨象)部門において、なんと「文部科学大臣賞」を受賞

作品名は「蕊(しべ)」。花の雌蕊と雄蕊を前衛書で表現し、東日本大震災後の復興への祈りを込めた墨象作品とされています

作風・制作スタイル

**墨象作品(前衛書)**を得意とされ、筆の大胆な動きと墨の繊細な濃淡を駆使する表現が特徴
冬の低温でしか生まれない独特の「墨の滲み」を狙って制作し、技術と自然条件への深い調整を行っていることが語られています

略歴・学びと歩み

**1994年(平成6年)**に広島市で舟木江花氏の教室に通い始め、墨象表現に魅せられて本格的に学び始めました

その後、世木田江山氏にも指導を受け、書の技術を深めています

2010年の国民文化祭では奨励賞、2005年・2012年の広島県展では優秀賞を受賞するなど、受賞歴も豊富です

総まとめ

項目 内容
氏名 竹増 陽子(たけます ようこ)
ジャンル 墨象・前衛書
主な受賞 ・第29回産経国際書展 文部科学大臣賞
・広島県展 優秀賞(2005年, 2012年)
・国民文化祭 奨励賞(2010年)
学びの軌跡 舟木江花氏(地元広島で師事)→ 世木田江山氏
表現の特徴 冬の墨の滲みを活かした繊細かつ大胆な筆運び