梶谷綾泉かじたに

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール **梶谷 綾泉(かじたに りょうせん)**氏は、千葉県四街道市を拠点に活動する著名な書家であり、書道教育者としても高い評価を受けています。彼女は「泉の会」の主宰者であり、産経国際書会の専管理事を務めるなど、書道界で多岐にわたる役職を担っています。

経歴・所属
産経国際書会 専管理事:産経国際書会において専管理事を務め、書道界の発展に寄与しています。
泉の会 主宰:書道研究団体「泉の会」を主宰し、地域の書道教育に貢献しています。
四街道市書道協会 会長:地元四街道市の書道協会会長として、地域文化の振興に努めています。
国際芸術文化大使(World Art Ambassador):国際的な芸術文化の交流促進に貢献しています。
八戸特派大使:青森県八戸市の特派大使として、地域間の文化交流を推進しています。
千葉県自衛隊協力会 女性局 理事:自衛隊との連携を深める活動にも携わっています。

作風と理念
梶谷氏の書道における極意は「落(らく)・起(き)・走(そう)」という三つの動作に集約されます。これは、筆に墨を含ませて紙に落とし(落)、筆を起こして(起)、線を走らせる(走)という書作のプロセスを指します。この一連の動作を通じて、筆者の呼吸や精神が作品に表れるとされています。

彼女の作品は、篆書(てんしょ)を基盤としつつも、現代的な感性を取り入れた表現が特徴です。特に、漢字の力強さとかなの柔らかさを融合させた作品が多く、観る者に深い印象を与えます。

主な受賞歴と活動
「命」:第28回産経国際書展に出品された作品「命」は、東日本大震災の復興支援に携わった自衛隊員への敬意を込めて制作され、陸上自衛隊高射学校の校長室に飾られています。
「母子」:2020年、世界基準国際芸術文化協会主催の世界ギャラリーグランプリ東京ギャラリー大賞を受賞しました。

教育活動と地域貢献
梶谷氏は、五つの書道教室で約60人の生徒を指導しており、初心者から上級者まで幅広い層に対応した教育を行っています。また、四街道市市民ギャラリーで開催される「泉の会」展覧会を通じて、地域の芸術文化の発展にも貢献しています。

梶谷綾泉氏は、書道家としての創作活動と教育者としての指導を両立させながら、国内外で書道の魅力を広く伝えています。彼女の活動は、地域社会における文化振興にも大きく貢献しており、今後のさらなる活躍が期待されています。