青柳光草あおやなぎみつくさ

カテゴリー	絵画、書画
作品種別	書　産經国際書会
プロフィール	青柳 光草（あおやぎ こうそう）氏は、日本の書道界で活躍する書家であり、特に「光草書道会」の主宰者として知られています。彼の活動は、書道の芸術性を追求するだけでなく、地域文化の振興にも寄与しています。 主な活動と展覧会 青柳氏は、北九州市を拠点に「光草書道会」を主宰し、定期的に書道展を開催しています。2025年4月26日から5月6日まで、北九州市立文学館にて「第47回光草書道展」が開催されました。この展覧会では、作家・村田喜代子氏の作品を題材とした書作品が展示され、文学と書道の融合を図る試みがなされました。 作風と理念 青柳氏の書作品は、伝統的な書法を基盤としながらも、現代的な感性を取り入れた表現が特徴です。彼は、書を通じて「ときめきのある人生」を追求し、観る者に感動を与える作品作りを心がけています。また、書道を通じて人々の心を豊かにすることを理念とし、後進の育成にも力を注いでいます。 教育と指導 青柳氏は、自らを「不器用」と評しながらも、その経験を活かして生徒の指導にあたっています。生徒がどこで悩んでいるのかを的確に把握し、丁寧で具体的な指導を行うことで、多くの書道愛好者から信頼を得ています。 経歴と背景 青柳氏は、美術全般に造詣が深く、大学では「美学」を専攻し学芸員の資格を取得しました。61歳まで美術館に勤務し、芸術文化の普及に努めました。書道との出会いは28歳のときで、職場の人間関係で悩んでいた際、母親の勧めで書道を始めました。その後、女流書家・町春草氏の教室に通い、書の道を深めていきました。 青柳光草氏は、書道を通じて人々の心に響く作品を創り続けており、今後のさらなる活躍が期待されます。