建部恭子たてべきょうこ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 建部恭子(たてべ きょうこ)氏は、宮城県塩竈市出身の書家であり、産経国際書会の常務理事および書成会の第3代会長を務めています。また、河北書道展の企画会議副議長や宮城県芸術協会の参事・運営委員としても活躍し、東北地方を中心に書道文化の発展に貢献しています。


経歴と活動
書成会の会長就任:2018年、東北・関東を中心に活動する書成会が30周年を迎えたのを機に、第3代会長に就任しました。初代本多道子会長、2代田村政晴会長に続き、令和の時代に大社中を率いています。

翔雲会の主宰:建部氏は「翔雲会」を主宰し、2024年3月には仙台市青葉区のせんだいメディアテークで第10回翔雲書展を開催しました。近代詩文や少字を中心に、会員66人の作品80点を展示し、多様な題材を流麗な筆致で表現しました。

教育文化功労の表彰:2014年、「多年にわたり書道家として優れた創作活動を行うとともに、後進の指導・育成に努め、書道界の発展と芸術文化の振興に寄与した」として、宮城県文化の日に教育文化功労の表彰を受けました。

書風と理念
建部氏の作品は、伝統的な書法を基盤にしつつ、現代的な感性を取り入れた独自の表現で知られています。その書風は、力強さと繊細さを兼ね備え、観る者に深い印象を与えます。

建部恭子氏は、書道家としての活動だけでなく、教育者としても多くの人々に影響を与え続けています。その作品や指導は、書道界において高く評価されており、今後のさらなる活躍が期待されます。