森井翠鳳もりい
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 森井翠鳳(もりい すいほう)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍している著名な書家であり、教育者でもあります。産経国際書会の顧問を務めるほか、翠鳳会の主宰として、書道の普及と後進の育成に尽力しています。 経歴と活動 出身地と居住地:広島県竹原市の出身で、現在は呉市に在住しています。 書道の師匠:中学生の頃から、旧・国定教科書の執筆者で広島大学教授であった井上桂園氏に師事しました。また、大阪から広島に出向いて指導していた桑田笹舟氏と梅舒摘(ばいじょてき)氏から、それぞれ仮名と篆刻を学びました。 受賞歴:20代で漢字作品により日本書芸院展の特選を受賞し、二科審査員にも推挙されました。産経国際書展には初出品の第10回展から参加し、2年連続で篆刻作品が産経新聞社賞を受賞しました。 書風と理念 側筆の活用:筆の穂の側面を用いて書く「側筆」を、普通に書く「直筆」と組み合わせることで、深く味わいのある線を創出できるという持論を展開しています。高名な書家の多くは、この「側筆」を上手く取り入れてきたと力説しています。 余白の美:「書の気品を高めるべく、余白を美しく表現すること」が現在の課題であると述べています。 教育と後進の育成 翠鳳会の主宰:自身が主宰する翠鳳会では、書道の普及と後進の育成に力を注いでいます。 森井翠鳳氏は、書道家としての活動だけでなく、教育者としても多くの人々に影響を与え続けています。その作品や指導は、伝統を重んじつつも、個性と創造性を大切にする姿勢が特徴です。今後の活動にも注目が集まります。 |