松崎龍翠まつざき
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 松崎龍翠(まつざき りゅうすい)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍している著名な書家であり、教育者でもあります。産経国際書会の常務理事を務めるほか、煌心書道会の初代会長として、書道の普及と後進の育成に尽力しています。 経歴と活動 書道との出会い:松崎氏が書道に興味を持ったのは、小学5年生の冬、福島県浪江町の浪江神社宮司・高橋史行氏の書塾に通い始めたことがきっかけです。高橋氏は、松崎氏の小さな手を包むようにして丁寧に指導し、その経験が書道への情熱の原点となりました。 師との出会い:その後、書家・山田松鶴氏のもとで37年以上にわたり指導を受け、伝統書に立脚しながらも現代性を重視する書風を学びました。山田氏が設立した鶴心書道会に設立当初から参加し、後にその後継団体として「煌(こう)心書道会」を発足させ、初代会長に就任しました。 展覧会での活躍:松崎氏は、産経国際書展をはじめとする多くの展覧会に出品し、作品は高く評価されています。特に2024年の産経国際書展では、内閣総理大臣賞を受賞し、その実力が広く認められました。 書風と理念 松崎氏は「書は線の芸術である」とし、清らかで澄んだ線を追求しています。「線を見れば書家の心が見えてくる。邪念があっては美しい線は書けない」と語り、謙虚さや純粋さ、清浄な心を持つことが、品位ある書を生み出すと信じています。この理念は、師・山田松鶴氏の教えでもあり、松崎氏自身の信念でもあります。 煌心書道会と後進の育成 煌心書道会は、松崎氏が中心となって設立された書道団体で、古典に立脚しながらも現代性を取り入れた作品制作を目指しています。同会は、初心者から上級者まで幅広い層の書道愛好者が集い、定期的に展覧会を開催するなど、書道の普及と後進の育成に力を入れています。 |