浅香秀子あさかひでこ
カテゴリー | 絵画、書画 |
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作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 浅香秀子(あさか ひでこ)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている書家であり、教育者としても多大な貢献をされています。産経国際書会の常務理事を務めるとともに、書道教室「書をならふ会」の代表として、書道の普及と後進の育成に尽力されています。 書道との出会いと転機 浅香氏が書道を始めたのは20代初めの頃、埼玉県川口市の自宅から東京・銀座の加藤玉淵書道教室に通ったことがきっかけでした。当初は「銀座なら遊べる」という軽い気持ちで通い始めたものの、書道の楽しさに魅了されました。その後、父の元部下であり、子供の頃から家に出入りしていた宮澤静峰氏(のちに産経国際書会常任顧問)に師事し、本格的に書道の道を歩み始めました。 父が定年後に開いた書道教室で師範を務めていた際、父の逝去により教室を引き継ぐこととなり、30代で本格的に指導者としての道を歩み始めました。当時は子供だけで100人を教えるなど、多忙な日々を送る中で、書く楽しさに目覚めていきました。 書道家としての活動 産経国際書展には第2回展から現代書を出品し、独立後は「書をならふ会」を立ち上げ、新たにかな書にも取り組みました。書作においては、「書は、自分の『血』や『肉』でやるもの。内へ内へと入り込んで作品を作っていくのがいい」と語り、現代書やかな書に拘らず、興味のある人の文章を書いています。作品制作の際には、山梨県の山林にあるアトリエに籠り、早朝から作品に没頭することもあります。 また、産経国際書展の審査員としても活動しており、第33回産経国際書展では「かな」部門の審査を担当されました。 浅香秀子氏は、書道の伝統を守りつつ、新たな表現にも挑戦し続ける姿勢で、多くの人々に影響を与えています。その作品や教育活動は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。 |