渡邊麗わたなべ

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 渡邉麗(わたなべ れい)氏は、日本の現代書道界を代表する書家であり、教育者としても多大な貢献をされています。1948年に生まれ、書家・國井誠海(くにい せいかい)氏の長女として、6歳から書の道を歩み始めました。


経歴と活動
誠心社の継承と発展
父・國井誠海氏が設立した書道団体「誠心社」を2008年に継承し、2016年には会長に就任。毎年「誠心社現代書展」を開催し、書道教室や國井誠海記念館の運営を通じて、現代書の普及と後進の育成に尽力しています。

産経国際書会での役職
産経国際書会の副理事長を務め、2019年には第36回産経国際書展にて最高賞である「高円宮賞」を受賞するなど、書道界で高い評価を受けています。

作風と理念
渡邉氏は、銅版書・ブロンズプレート書・和紙照明書・立体書など、多様な素材と技法を取り入れた独自の現代書を創作しています。特に「光」や「風」といった自然をテーマにした作品を多く手がけており、古典の臨書を重ねることで基礎を磨きつつ、現代的な表現を追求しています。


展覧会と地域活動
東京都杉並区高円寺にある「座・高円寺 Gallery アソビバ」にて、毎年個展「書・墨・アート」シリーズを開催。2023年には第14回展「光芒の彼方」を開催し、幅6.8メートルの大作「地球の生命体」などを展示しました。地元高円寺での活動を通じて、現代書の魅力を地域に広めています。


渡邉麗氏は、伝統と革新を融合させた現代書の第一人者として、国内外で活躍を続けています。その作品と活動は、多くの人々に感動と影響を与えています。