青陽如雲あお
カテゴリー | 絵画、書画 |
---|---|
作品種別 | 書 産經国際書会 |
プロフィール | 青陽如雲(せいよう・じょうん)氏は、日本の著名な書家であり、産経国際書会の常任顧問として、書道界で長年にわたり活躍されています。愛媛県今治市の出身で、小学4年生の時に「生涯の師」と仰ぐ書家で教師だった織田子鵬(しほう)氏と出会い、書の道に入られました。その後、子鵬氏の父である子青(しせい)氏が主宰する書塾にも通い、古典を徹底的に学ばれました。 書風と作品 青陽氏は、「格調の高い字を書くこと」を信条とし、特に多字数の大作に挑戦されています。2006年の古希を記念して開催した個展を皮切りに、公募展や同人展では規定外となるような大作を制作し、新春展でも毎年のように「ニハチ」(2尺×8尺)と呼ばれる紙を用いた大型作品を出品されています。例えば、2012年には「飲中八仙歌」を題材にした作品を、ニハチ6枚に全文154文字を書き込む大作として制作されました。こうした作品は、構図を決めるのに長い時間をかけるものの、書き出せば一気に仕上げるのが常であり、今回の大作も1日で書き上げたと述べられています。 受賞歴と活動 青陽氏は、産経国際書会の常任顧問として、書道界の発展に尽力されています。また、書道専門誌『墨』の特集「漢字条幅の研究2018」では、現代書家8人による漢字条幅の書き下ろし作品の一人として紹介され、その作品が掲載されています。 青陽如雲氏は、古典に根ざした格調高い書風と、常に挑戦を続ける姿勢で、多くの書道愛好者や後進の書家に影響を与え続けています。その作品は、国内外の展覧会や書道誌などで高く評価されており、今後の活動にも注目が集まっています。 |