佐藤青苑さとう

カテゴリー	絵画、書画
作品種別	書　産經国際書会
プロフィール	佐藤青苑（さとう せいえん）氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている著名な書家であり、産経国際書会の常任顧問を務められています。 経歴と活動 生年と出身地：1934年生まれ、東京都出身。 学歴と職歴：中央大学法学部を卒業後、大手化学メーカーに就職。司法試験の勉強を続けながら、役員秘書として勤務されました。その後、社内に書道部を創設したことがきっかけで書道の道に進まれました。 書道教室の開設：30代半ばの昭和43年（1968年）、父の病を機に退職し、東京都内の自宅に「弥生書道教室」を開設。以後、多くの門下生を育成されました。 出版活動：平成17年（2005年）には、通信添削や応募作品の表彰を行う月刊誌『墨奏（ぼくそう）』の発行を開始されました。 書風と作品 佐藤氏は、唐代の書家・顔真卿を目標とし、伝統書のスタイルを堅持しながら現代を表現することにこだわっています。「書は"線"が肝心。温かい伸びのある線が引けるかどうかです」と語られています。また、自作の短歌をすべて漢字に置き換えた作品を制作することを目指されています。 佐藤青苑氏は、書道の伝統を重んじつつも、現代における書の在り方を模索し続ける書家として、多くの人々に影響を与え続けています。その功績と作品は、今後も書道界で語り継がれていくことでしょう。