山下海堂やました

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 山下海堂(やました かいどう)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている著名な書家であり、産経国際書会の名誉顧問を務められています。

経歴と活動
生年と出身地:1937年、宮城県雄勝町(現・石巻市)生まれ。
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師事:五十嵐越山氏、柴田侑堂氏に師事し、書道の研鑽を積まれました。

産経国際書会:名誉顧問として、同会の発展に貢献されています。
海游舎:書道団体「海游舎(かいゆうしゃ)」を主宰し、後進の指導に尽力されています。

雅遊会:「雅遊会」の会長も務められています。

燕京書道交流協会:理事長として、日中の書道交流を推進されています。

作品と展覧会
「超曠」:2013年、第30回記念産経国際書展(東京都美術館)に出品された作品「超曠」は、高円宮賞を受賞しました。この作品は、どこまでも尽きることのない広がりを意味し、書家としての進歩を追求する姿勢が表現されています。

海游舎書展:山下氏が代表を務める「海游舎」は、2年に1度の展覧会を開催しており、2022年には第8回海游舎書展が埼玉県立近代美術館で開催され、約100点の作品が展示されました。

国際的な活動
山下氏は、中国の書家との定期的な交流を行う「燕京書道交流協会」の理事長として、日中の書道文化の架け橋となる活動を展開されています。また、2022年に東京で開催された「晋鸥来日三十周年記念師生書法篆刻展」にも出席され、国際的な文化交流に貢献されています。


山下海堂氏は、書道の伝統を重んじつつも、現代における書の在り方を模索し続ける書家として、多くの人々に影響を与え続けています。その功績と作品は、今後も書道界で語り継がれていくことでしょう。