村越龍川むらこし

カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 産經国際書会
プロフィール 村越龍川(むらこし りゅうせん)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍された著名な書家です。1929年生まれで、産経国際書会の最高顧問および日本書芸心龍会の会長を務められました。


経歴と活動
書の道への歩み:20歳を過ぎてから書道を始め、地元浜松の書家・伊藤松濤氏に師事。その後、36歳のときに神戸の広津雲仙氏に師事し、日展に初出品・初入選を果たしました。

産経国際書展での活躍:第2回から審査員を務め、第24回展(平成19年)では内閣総理大臣賞を受賞。平成22年には産経国際書会の最高顧問に就任されました。

教育と普及活動:昭和52年に月刊書道誌「心龍」を創刊し、会員の育成に情熱を注がれました。また、地元のカルチャー教室では40年以上にわたり、週1回一般の書道愛好者への直接指導を続けられました。

作品と展覧会
村越氏の作品は、伝統的な書法を基盤としながらも、現代的な感性を取り入れた独自の表現が特徴です。「日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~」では、作品「躍如」が展示されました。

村越龍川氏のこれらの活動は、日本の書道界における発展と国際的な交流の促進に大きく寄与しています。今後もその活動が注目されることでしょう。