宮重小蘭みやしげしょうらん

時代 大正13年〜
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 書 現代作家・仮名作家
プロフィール 師 龍洞
兵庫県出身。

宮重小蘭(みやしげ しょうらん)先生は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている著名な女流書家です。その優雅で流麗な書風は、多くの書道愛好者や後進の書家たちに影響を与えています。

経歴と活動
兵庫県書作家協会 顧問:兵庫県書作家協会の顧問として、書道界の発展に貢献されています。

兵庫県文化賞 受賞:平成4年(1992年)に兵庫県文化賞を受賞され、その功績が認められています。

日展特選作家:日展において特選を受賞され、その実力が高く評価されています。
書風と作品
宮重先生の書風は、古典に基づきながらも独自の感性を取り入れた、繊細で品格のある仮名書が特徴です。自然や人生の情景を詩情豊かに表現されています。

「初春」:大伴家持の和歌「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」を題材にした作品で、新年の祝福を表現しています。

「玄武展出品作」:日展特選作家として、玄武展に出品された作品もあり、その芸術性が高く評価されています。

教育と後進の育成
宮重先生は、書道団体「一蘭社」に所属し、後進の育成にも尽力されています。また、兵庫県書作家協会の委員としても活動され、書道の普及と発展に貢献されています。


宮重小蘭先生は、書道界において長年にわたり多大な貢献をされており、その功績は多くの人々に影響を与えています。今後もその活動に注目が集まることでしょう。