小杉放菴こすぎほうあん
時代 | 昭和時代 |
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カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 日本画 |
プロフィール | 小杉 放庵(こすぎ ほうあん、1881年(明治14年)12月30日 - 1964年(昭和39年)4月16日)明治・大正・昭和時代の洋画家。本名は国太郎、別号に未醒、放菴。俳優の小杉義男は甥。 小村雪岱(こむら せったい、1887年1月15日 – 1940年10月6日)は、大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家、装幀家、舞台美術家です。その洗練された美意識と多彩な才能で、日本の近代美術や出版文化に大きな影響を与えました。 生涯と経歴 1887年:埼玉県川越町(現・川越市)に生まれる。本名は小村徳三郎。 1904年:東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学。松岡映丘に師事。 1910年:卒業後、装幀や挿絵の仕事を始める。 1920年代:泉鏡花の小説の装幀や挿絵を手がけ、その美しいデザインで注目を集める。 1930年代:歌舞伎や新劇の舞台美術を担当し、舞台芸術の分野でも活躍。 1940年:東京で逝去、享年53歳。 作風と特徴 小村雪岱の作品は、繊細な線描と淡い色彩を特徴とし、江戸時代の浮世絵や琳派の影響を受けつつ、モダンな感覚を取り入れています。特に装幀や挿絵では、物語の雰囲気を的確に捉えたデザインで、多くの読者を魅了しました。 代表作 装幀・挿絵:泉鏡花の『日本橋』『婦系図』など。 舞台美術:歌舞伎座や新劇の舞台装置や衣装デザインを多数手がける。 日本画:美人画や風景画など、数多くの作品を残す。 所蔵美術館と展覧会 小村雪岱の作品は、東京国立近代美術館や京都国立近代美術館などで所蔵されています。また、近年では回顧展が開催され、その再評価が進んでいます。 小村雪岱は、日本の伝統美と近代的感覚を融合させた独自の世界を築き上げました。その作品は、今なお多くの人々に愛され、影響を与え続けています。 |