那波多目功一なばためこういち

時代 1933年〜(昭和8年)
標準発表価格 850,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 茨城県出身の日本画家。
日本芸術院会員、日本美術院同人・評議員。日本画家那波多目煌星は父。歌人花香煌星は弟。松尾敏男に師事。写生に基づく繊細で優雅な画風が特徴で、四季の花をモチーフにした作品が多い。
茨城県出身。

那波多目 功一(なばため こういち、1933年11月8日生まれ)は、茨城県那珂湊市(現・ひたちなか市)出身の日本画家です。父である那波多目煌星も日本画家であり、その影響を受けて育ちました。
西村画廊

経歴と受賞歴

1950年:高校生の時に第35回日本美術院展覧会(院展)に「松山」を出品し、初入選を果たしました。
日本美術院
1951年:第7回日展に「秋影」を出品し、初入選。
1984年:第69回院展において「うすれ日」が日本美術院賞・大観賞を受賞し、日本美術院特待となりました。
1985年:春の院展において「小春日」が外務大臣賞・奨励賞を受賞。
1986年:第71回院展において「耀」が日本美術院賞・前田青邨賞を受賞。
1990年:第75回院展において「月輪」が日本美術院賞・大観賞を受賞し、日本美術院同人に推挙されました。
1995年:第80回院展において「寂」が文部大臣賞を受賞。
1999年:第84回院展において「富貴譜」が内閣総理大臣賞を受賞。
2000年:「富貴譜」により日本芸術院賞を受賞。
2002年:日本芸術院会員に任命されました。
2008年:旭日中綬章を受章。
2024年:文化功労者として顕彰されました。
WIKIPEDIA
作風と特徴

那波多目氏は、写生に基づく繊細で優雅な画風が特徴で、四季折々の花を主題とした作品を多く手掛けています。特に赤い薔薇の描写で知られ、「牡丹を描かせたら右に出る者はいない」と評されるほど、その技量は高く評価されています。
知乎专栏

主な作品

「富貴譜」:1999年の作品で、日本芸術院に所蔵されています。
「桜に観る日光連山」:第70回春の院展に出品された作品で、さくら市ミュージアムに収蔵されています。
那波多目功一氏の作品は、足立美術館などの美術館に収蔵されており、その優美な作品は多くの人々に親しまれています。