里中梅徑さとなかばいけい

標準発表価格 450,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 三村秀竹
静岡県出身。

里中梅徑(さとなか ばいけい)氏は、日本の書家・水墨画家として長年にわたり活動を続けている芸術家です。その作品は、墨の深い表現力と自然への感性を融合させた独自の世界観を持ち、多くの展覧会で高い評価を得ています。

経歴と所属
大東文化大学卒業
師事:三村秀竹氏
所属団体:
日本中国水墨画交流協会 常務理事
大東書道院 審査会員
毎日書道会 会友

主な受賞歴・展覧会出品
里中氏は、日中水墨画合同展において以下のような賞を受賞しています:


特選
日貿出版社賞
協会賞
日本通信美術学園賞
可成屋賞

また、大東展特別賞など、国内外の展覧会でも多数の受賞歴があります。特に、日本とポルトガルの修好150周年記念美術展や日中友好書画交流展など、国際的な展覧会にも積極的に出品しています。

作風と創作姿勢
里中氏は、小学生の頃に書道を始めて以来、50年以上にわたり墨と筆に親しんできました。墨の香りに包まれた日々の中で、水墨画も生活の一部となり、白と黒の世界に魅了され続けています。彼女は、黒を使って白を生かす表現や、時間が経った墨の持つ力強さに感銘を受け、硯石や水にも関心を持ち、山の湧水を使用するなど、素材へのこだわりも強く持っています。書も水墨画も奥が深く、進歩は遅々としていますが、それでも歩み続けることが生きる証であると述べています。

代表作品
彼女の代表作には、「雪ふりはじめる」や「瀑声」などがあり、自然の情景を墨の濃淡で繊細に描き出しています。特に、友人と訪れた吹割の滝を題材にした作品では、水しぶきに包まれながらスケッチを行い、轟く滝の音を表現しようとする姿勢が伺えます。

里中梅徑氏の作品や活動についての詳細は、Art Annual onlineのセレクトギャラリーにて紹介されています。彼女の墨と筆への深い愛情と、自然への敬意が感じられる作品群をぜひご覧ください。