佐藤有苑さとうゆうえん

時代 昭和31年〜
標準発表価格 500,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 東京都出身。

佐藤有苑(さとう ゆうえん)氏は、茨城県を拠点に活動する著名な書道家であり、毎日書道展の審査会員としても知られています。彼女は「苑有書会」の代表を務め、地域の書道文化の発展と後進の育成に尽力しています。


主な活動と業績
苑有書会の主宰

佐藤氏が代表を務める「苑有書会」は、毎日書道展への出品を中心に活動しており、地域の書道愛好者の育成にも力を入れています。同会は2023年9月に第35回苑有書展を開催し、漢字を中心に一般部と教育部合わせて約150点の作品を展示しました。佐藤氏は「東日本大震災やコロナ禍などの災害にもめげず、35回まで続けてられて感慨深い」と述べています。


毎日書道展での活動

佐藤氏は毎日書道展の審査会員としても活動しており、同展の発展に寄与しています。また、彼女自身も同展に出品しており、作品が高く評価されています。

硯心書会での活動

佐藤氏は硯心書会の副代表も務めており、同会が主催する書展にも積極的に参加しています。2021年には第9回硯心書会展が東京・銀座で開催され、中国の古典「菜根譚」を題材にした約60点の作品が展示されました。

作品の特徴と書風
佐藤有苑氏の作品は、伝統的な漢字書道の技術を基盤としつつ、現代的な感性を取り入れた表現が特徴です。力強い筆致と繊細な線のバランスが絶妙であり、観る者に深い印象を与えます。また、作品には詩情豊かな表現が多く見られ、書の美しさと楽しさを感じさせるものとなっています。