小林琴水こばやしきんすい

時代 昭和21年〜
標準発表価格 600,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 大阪府出身。

小林琴水(こばやし きんすい)さんは、日本を代表する書家の一人であり、1946年に大阪市で生まれました。書道界で長年にわたり活躍し、数々の受賞歴と指導実績を持つ人物です。

経歴と師事
小林琴水さんは、川﨑梅村氏および恩地春洋氏に師事し、書の道を極めてきました。その書風は、型にはまらない自由で豪快な表現力に特徴があり、特に大字書や一字書など、力強くダイナミックな作品で知られています。


主な受賞歴
1992年:毎日書道展 会員賞
1998年:書道芸術院展 峰雲賞
その他、国内外の展覧会で多数の受賞歴あり

所属・役職
小林さんは、以下の団体で要職を務めています:

毎日書道会 評議員
書道芸術院 理事
玄遠社 会長
春洋会 会長
燕京書道交流協会 副会長
琴水会 主宰

展覧会・活動
2023年には、東京・銀座のセントラルミュージアムで「小林琴水書展」を開催し、全作品を新作で構成する意欲的な展示を行いました。また、兵庫県の奥城崎シーサイドホテルでは、100年前のピアノの再生プロジェクトに際し、「誕生」という作品を書き下ろし、ロビーに展示されています。

教育活動
小林さんは、後進の育成にも力を注いでおり、大阪市のヨドコウ桜スタジアム内で「琴水会書道教室」を主宰しています。この教室では、幼児から大人まで幅広い年齢層を対象に、毛筆・硬筆、漢字・かな・条幅・実用書などの指導を行っています。

まとめ
小林琴水さんは、伝統を重んじつつも革新的な書風を追求し続ける書家であり、教育者としても多くの門下生を育てています。その活動は国内外に広がり、日本の書道文化の発展に大きく貢献しています。