加藤東陽かとうとうよう

時代	昭和２０年〜
カテゴリー	絵画、書画
作品種別	現代書家・漢字作家
プロフィール	福島県出身。 加藤東陽（かとう とうよう）氏は、日本の著名な書家であり、書写書道教育の分野で長年にわたり活躍されてきた人物です。本名は加藤祐司（かとう ゆうじ）で、東京学芸大学の名誉教授として、書道教育の発展に尽力されました。また、書道研究団体「日玄会」の代表としても知られています。 教育者としての活動 加藤氏は、東京学芸大学において書写書道教育の指導に携わり、多くの教員や書道家を育成してきました。また、和洋女子大学で開催された夏期公開講座（書道）の50周年記念講演会では、パネリストとして参加し、書写書道教育の現状と未来について講演を行いました。 書道団体「日玄会」の代表 加藤氏は、書道研究団体「日玄会」の代表を務めており、同会は定期的に「日玄書展」を開催しています。2022年には、第30回記念日玄書展が東京銀座画廊・美術館で開催され、加藤氏の作品も展示されました。 審査員としての活動 加藤氏は、書道展覧会の審査員としても活躍されています。例えば、2022年に開催された第30回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会では、審査部長として審査講評を行い、多様な書体や書風の作品が寄せられたことを評価しました。 個展・展覧会への出品 加藤氏は、個展や展覧会にも積極的に参加されています。2021年には、第51回千紫会万紅展において特別展示「加藤東陽の書」が開催され、氏の作品が紹介されました。 名誉講師としての活動 加藤氏は、日本書道美術館の名誉講師としても活動されており、書道の普及と発展に寄与しています。 加藤東陽氏は、教育者、書道家、審査員として多方面で活躍されており、日本の書道界に多大な貢献をされています。その活動は、書道教育の現場から展覧会の開催、審査活動に至るまで多岐にわたり、今後のさらなる活躍が期待されています。