藤井壽峰ふじいじゅほう

時代 昭和6年〜
標準発表価格 610,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 知石・東海

藤井壽峰(ふじい じゅほう)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍されている書家です。広島県福山市を拠点に、書道の創作活動や後進の指導に尽力されています。

経歴と所属
師事:木村知石・伊藤東海両氏に師事し、書の基礎から高度な技術までを学ばれました。
展覧会実績:日展に入選経験があり、広島日展会の会員としても活動されています。
役職・指導歴:
日本書芸院二科審査員
芦辺書苑常任顧問
暢筆会 会長
前福山老人大学講師(通算10年)
国際交流:タイ国王やマルタ共和国政府への作品献上、北京市首都師範大学中国詩歌研究中心への作品寄贈など、国際的な文化交流にも積極的に参加されています。
全国千人規模の指導者や会員を擁する書道団体 青潮書道会

主な作品と書風
藤井壽峰氏の作品は、古典を基盤としながらも現代的な感性を取り入れた独自の書風が特徴です。代表的な作品には以下のようなものがあります:

「舞 扇」
「碧波跳月」
「萬法歸一」(禅語)
「白帝城」(李白の詩)
「歳月如流水」:マルタ共和国政府へ寄贈された作品
「人間萬事塞翁馬」
「一笑一若一怒一老」
「満堂和気生嘉祥」
「恭則壽」
「静者安」
「平常無事」
NPOひろしまインターネット美術館
これらの作品は、禅語や古典詩を題材にしたものが多く、深い精神性と美意識が感じられます。また、作品の一部はNPOひろしまインターネット美術館にて公開されています。

教室活動
藤井壽峰氏は、福山市内で「暢筆会」や「すみれ書道塾」などの書道教室を主宰し、一般の方から学生まで幅広い層に書道の指導を行っています。教室は週に複数回開講されており、地域の書道文化の発展に貢献されています。