赤堀翠柳あかほりすいりゅう

時代 昭和5年〜
標準発表価格 630,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 勝田景泉
静岡県出身。

赤堀翠柳(あかほり すいりゅう)氏は、日本の著名な書家であり、産経国際書会の常務理事を務めるなど、書道界で高い評価を受けています。静岡県大東町(現・掛川市)出身で、幼少期から書道だけでなく、日本舞踊、民謡、水墨画、色鉛筆画など多岐にわたる芸術に親しんできました。

書道への道と師事
赤堀氏が本格的に書道を始めたのは、子育てが一段落した40歳過ぎの頃です。静岡県磐田市に住む故・勝田景泉氏(産経国際書会顧問)に師事し、景泉氏が設立した東海書道会およびその研究交流会である景雲社に加わりました。景泉氏の体調不良後は、その子息である勝田晃拓氏に師事し、金文などの古典書体にも積極的に取り組んでいます。


受賞歴と作品
赤堀氏は、産経国際書展において、蘇軾の五言古詩「別歳」を隷書で4行に書き上げ、第36回産経国際書展で韓国文化院長賞を受賞しました。この作品は、年の暮れを詠った詩を題材にしており、制作時には体調を崩しながらも必死に仕上げたとのことです。赤堀氏は「毎年違うものを書こうと思って、取り組んでいます」と語っており、常に新しい挑戦を続けています。

書風と創作姿勢
赤堀氏の書風は、古典を基盤としながらも、柔軟で創造的な表現を追求しています。特に金文や隷書などの古代文字に魅力を感じ、日々の研鑽を重ねています。また、書道だけでなく、他の芸術分野にも精通しており、その多彩な経験が作品に深みを与えています。

赤堀翠柳氏は、書道を通じて日本の伝統文化を継承しつつ、新たな表現を模索し続ける姿勢で、多くの人々に感動を与えています。その活動は、今後も書道界において注目されることでしょう。