郷倉和子ごうくらかずこ

時代 1914年〜(大正3年)
標準発表価格 860,000 円
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家・院展系
プロフィール 日本の画家、日本芸術院会員。
東京都出身。

郷倉 和子(ごうくら かずこ、1914年11月16日 – 2016年4月12日)は、日本の日本画家であり、日本芸術院会員や文化功労者として知られています。彼女は、花鳥画を中心に独自の画風を確立し、長年にわたり日本画壇で活躍しました。

生涯と経歴

幼少期と教育:東京府東京市下谷区(現・東京都台東区)に、日本画家・郷倉千靭の長女として生まれました。三輪田高等女学校(現・三輪田学園高等学校)を経て、1935年に女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画科を首席で卒業しました。
射水市新湊博物館
画家としての活動:1936年、第23回日本美術院展覧会(院展)に「八仙花」を初出品し、初入選を果たしました。翌年、安田靫彦に師事し、院展への出品を続けました。1957年に日本美術院賞・大観賞を受賞し、1960年には日本美術院同人に推挙されました。その後も、1970年に院展文部大臣賞、1984年に院展内閣総理大臣賞、1989年には日本芸術院賞・恩賜賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝きました。
WIKIPEDIA
晩年と受賞歴:1997年に日本芸術院会員となり、2002年には文化功労者として顕彰されました。2016年4月12日、101歳で逝去されました。
WIKIPEDIA
作風と主な作品

郷倉和子は、花鳥画を中心に、華やかな色彩と繊細な画面構成で知られています。特に、梅の花をテーマにした作品を多く手掛け、その独自の表現で高い評価を得ました。代表的な作品には、「晨々白梅」や「紅白梅」などがあります。
JMAPPS

受賞歴

1957年:日本美術院賞・大観賞
1970年:院展文部大臣賞
1984年:院展内閣総理大臣賞
1989年:日本芸術院賞・恩賜賞
1992年:勲四等宝冠章
1997年:日本芸術院会員
2002年:文化功労者
郷倉和子の作品は、射水市新湊博物館などに収蔵されており、その美術的価値は高く評価されています。