松井玲月まついれいげつ
時代 | 昭和19年〜 |
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標準発表価格 | 610,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 現代書家・漢字作家 |
プロフィール | 東京都出身。 松井玲月(まつい れいげつ)さんは、日本の書道界で著名な女性書家であり、産経国際書会の副理事長および臨泉会の理事長を務めています。奈良県を拠点に、関西地域の書道振興に尽力しつつ、東京や青森、さらには海外での展覧会にも積極的に参加されています。 生い立ちと書家としての歩み 松井玲月さんは、昭和を代表する書家・佐々木泰南氏の三女として生まれ、書道一家に育ちました。母の佐々木月花氏は第1回高円宮賞を受賞し、次姉の原田圭泉氏は内閣総理大臣賞を受賞するなど、家族全員が書の道で活躍しています。しかし、泰南氏は家族に手本を示すことはなく、玲月さんは「目習い」と呼ばれる方法で、父の作品制作を手伝いながら書を学びました。この経験が、彼女の独自の書風を育む基盤となりました。 書道家としての活動と作品 40歳を過ぎてから本格的に作品制作を開始し、産経国際書展や新春展、モナコ、スペイン、モンゴルなどの海外展でも多数の受賞歴を持ちます。彼女の作品は、力強さと繊細さを兼ね備えた表現が特徴であり、書を通じて自身の人間性を表現することを大切にしています。 現在の役職と地域活動 産経国際書会の副理事長および臨泉会の理事長として、書道の普及と後進の育成に努めています。奈良を中心に関西地域の書道振興に尽力しつつ、東京や青森、海外での展覧会にも積極的に参加されています。 |