貝瀬芳雨かいせほうう
標準発表価格 | 690,000 円 |
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カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 現代書家・漢字作家 |
プロフィール | 師 帯雨 埼玉県出身。 貝瀬芳雨(かいせ ほうう)氏は、埼玉県飯能市出身の著名な書家であり、書道教育者としても長年にわたり活動されています。1936年(昭和11年)生まれで、法政大学文学部日本文学科を卒業し、書道専攻コースを修了されました。16歳の頃より田上帯雨氏に師事し、書の道を歩み始めました 。 主な経歴と活動 教育者としての歩み: 埼玉県立飯能高校で国語講師および書道部の指導を務められました。結婚後は教職を退かれましたが、書道の道は継続し、自宅で書塾を開かれました 。 書道団体での役職: 全日本書芸文化院の運営総務 産経国際書会の専管理事 飯能市美術家協会および飯能市書道連盟の顧問 書道団体「雨心会」の会長 。 書風と作品 貝瀬氏は、古代中国の甲骨文に魅了され、その線と形を生かした独自の美を追求されています。師である田上帯雨氏の没後、古文書研究家の成家徹郎氏と出会い、甲骨文の面白さを知り、勉強に没頭されました。「当時の人の気持ちを想像しながら、甲骨文で現代をどう表現したらいいかと考えるのが楽しい」と語られており、自由な発想で書を表現されています 。 展覧会と地域貢献 貝瀬氏が主宰する「雨心会」は、飯能市を拠点に活動しており、2022年には第40回記念書展を開催しました。この展覧会では、地域の書道愛好者とともに作品を発表し、書道文化の普及と地域文化の発展に寄与されています 。 また、貝瀬氏は飯能市文化功労賞(書道部門初)を受賞されており、地域文化への貢献が高く評価されています。 貝瀬芳雨氏は、書道の伝統を尊重しつつも、甲骨文を取り入れた独自の書風を確立し、教育者としても多くの後進を育ててこられました。その活動は、地域文化の振興にも大きく貢献しており、今後のさらなる活躍が期待されます。 |