松村博峰まつむらはくほう

時代 昭和39年〜
標準発表価格 650,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 和歌山県出身。

松村博峰(まつむら ひろみね)氏は、日本の書道界で長年にわたり活躍している書家であり、教育者としても高い評価を受けています。書道研究団体「博古社(はっこしゃ)」の主宰として、東京、大阪、和歌山、高槻、西宮、鳥取などで書道教室を展開し、多くの門弟を育成しています。

書家・教育者としての活動
書道歴と指導歴:書業30年を超える経験を持ち、自身の書作活動を柱に、主宰する書道研究団体「博古社」の門弟会員との研鑽を重ねています。

競書誌『書の教室』の編集委員長:創業44年の日本教育書道研究会が発行する競書誌『書の教室』の編集委員長を務め、書道教育の普及と発展に貢献しています。

青潮書道会の理事長:全国規模の書道団体「青潮書道会」の理事長として、書道文化のさらなる発展を目指しています。


作品と展覧会
松村博峰氏の作品は、以下のような展覧会で展示されています:

日展:日本最大級の美術展覧会である日展において、特選受賞作『列子』湯問より(2015年)などを出展。

読売書法展:読売新聞社主催の書道展で、文彭〈論書句1則〉(2016年)などを出展。

日本の書展:日本の書道界を代表する展覧会で、顧玉山主人聯句(2013年)などを出展。

青潮書道会全国展:青潮書道会主催の全国展で、百一翁の句(2017年)などを出展。

これらの作品は、博古社の公式ウェブサイトの作品ギャラリーで閲覧することができます。


書道教室と教育理念
博古社では、篆書・隷書・楷書・行書・草書などの各書体から、現代表現としての漢字仮名交じり書まで、各人の持ち味に合った表現スタイルを追求しています。また、実用的な書や手紙書といった基本を重んじ、用美一体の精神を大切にしています。

こども教室も開講しており、正しい鉛筆の持ち方や書写教育を通じて国語力の礎を築き、集中力と持続力を養う指導が行われています。テキストには『書の教室』を使用し、きめ細かな指導で上達を目指します。


オンラインでの活動
松村博峰氏は、Instagramアカウント(@yanguzhai39)を通じて、自身の書作活動や博古社の活動、競書誌『書の教室』の編集業務などを発信しています。これにより、書道に関心のある方々と広く交流を図っています。


松村博峰氏は、書道の伝統を重んじながらも、現代に即した表現や教育を追求し、多くの人々に書の魅力を伝え続けています。その活動は、書道界のみならず、広く文化芸術の分野にも影響を与えています。