柴山抱海しばやまほうかい
時代 | 昭和16年〜 |
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標準発表価格 | 680,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 現代書家・漢字作家 |
プロフィール | 鳥取県出身。 柴山抱海(しばやま ほうかい)氏は、鳥取県青谷町を拠点に活動する書道家であり、鳥取県書道連盟会長を務めるなど、地域の書道界を牽引する存在です。2021年には、長年の書道活動と文化振興への貢献が認められ、旭日双光章を受章しました。 経歴と活動 出身地:鳥取県青谷町 書歴:小学2年生から書を始め、大学進学を機に「昭和の三筆」と称された手島右卿に師事。 主な活動: 独立書展を中心に活動し、日展や毎日展での入選・入賞多数。 ホノルル、パリ、デュッセルドルフ、カリフォルニア、ウェリントン、北京など、海外での個展も開催。 2021年、旭日双光章を受章。 現在も独立書人団参事、中国・西安美術学院客員教授、鳥取県書道連合会会長など、多くの役職を務めています。 作風と理念 柴山氏の書は、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感を通じて感じ取ることができるとされ、作品には始まりと結びがあり、人生と同じように一つの書を書き上げると語っています。また、芸術に国境はなく、見る人それぞれの感じ方で理解すればよいという考えを持ち、観る者に問いかけるような作品を制作しています。 展覧会と地域貢献 2025年4月23日から5月29日まで、鳥取市あおや和紙工房で開催された企画展「柴山抱海と鳥取県書道家14名による 地元因州和紙を書く」では、地元の書道家とともに因州和紙に書をしたためた作品が展示されました。この展覧会は、あおや和紙工房の開館20周年を記念して開催され、地域文化の振興に寄与しています。 代表作とその意味 「山長」:地元の山に霞がかかった風景を思い描いた作品。 「聞」:観る者に「この書から何を感じますか?」と問いかける作品。 愛ファクトリー 柴山抱海氏は、地域に根ざしながらも国際的な視野を持ち、書道を通じて文化の架け橋となる活動を続けています。その作品は、伝統と現代、地域と世界を結びつける力を持っており、多くの人々に感動を与えています。 |