成井弘なりいひろし

時代 1910〜1999年
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 現代日本画家
プロフィール 成井 弘(なるい ひろし、1910年 - 1999年)は、日本の洋画家であり、二紀会の理事長を務めたことで知られています。彼の作品は、主に風景画や静物画が中心で、特にヨットや海を題材にした作品が多く見られます。

生涯と経歴

1910年:愛知県に生まれる。
1931年:東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学し、岡田三郎助に師事。
1936年:同校を卒業後、二科展に初入選。
1952年:渡仏し、パリで研鑽を積む。
1955年:帰国後、二紀会の結成に参加。
1985年:二紀会理事長に就任。
1999年:逝去。
画風と作品

成井の作品は、明るく鮮やかな色彩と力強い筆致が特徴です。特に、ヨットや海辺の風景を描いた作品が多く、「ヨットの画家」とも称されました。また、静物画にも優れた作品を残しています。

受賞歴

1957年:第1回二紀展で二紀賞受賞。
1976年:紺綬褒章受章。
1986年:勲四等瑞宝章受章。
主な作品

「初夏のサナリー」
「春の詩」
「箱根 朝の芦ノ湖」
「ヨット」
「クエンカ風景」
これらの作品は、オークションや画廊で取引されており、現在も多くの人々に親しまれています。