横山夕葉よこやませきよう

時代 昭和19年〜
標準発表価格 730,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 戸田提山
愛知県出身。

横山夕葉(よこやま ゆうは)氏は、愛知県安城市を拠点に活動する著名な書家であり、長年にわたり地域の書道文化の発展に貢献してきました。1944年生まれで、書家・戸田提山に師事し、伝統的な書法を学びました。現在は毎日書道展の審査会員、独立書人団の評議員を務めるなど、書道界で高い評価を受けています。


主な活動と展覧会
横山氏は、書道団体「夕照会(せきしょうかい)」を主宰し、地域の書道愛好者の育成と作品発表の場を提供しています。毎年開催される「夕照会書展」は、2024年で第18回を迎え、安城市民ギャラリーで開催されました。この展覧会では、約40人の会員による約90点の作品が展示され、テーマとして「絵文字」を取り上げるなど、書の歴史や表現の多様性を探求する場となっています。

また、横山氏は「全三河書道百選展」などの地域の主要な書道展にも継続的に出展しており、2024年の第52回展では、淡墨で「長」と書いた作品を披露しました。

書風と作品の特徴
横山氏の書風は、伝統的な書法に基づきながらも、現代的な感性を取り入れた独自の表現が特徴です。特に、淡墨を用いた繊細な筆致や、象形文字をテーマにした絵画的な表現など、多様なアプローチで書の魅力を追求しています。また、古典の臨書や創作作品を通じて、書の深淵な世界を探求し続けています。

横山夕葉氏は、書道家としての卓越した技術と、地域文化への深い愛情を持ち合わせた人物であり、今後もその活動が注目されることでしょう。