瀬戸邑波せとゆうは

時代 昭和11年〜
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 大阪府出身。

瀬戸邑波(せと ゆうは)氏は、日本の書道界で著名な現代書家・漢字作家です。昭和11年(1936年)生まれで、大阪府出身です。その書風は、伝統的な漢字書法を基盤としつつ、現代的な感性を取り入れた独自の表現が特徴です。


主な経歴と活動
生年・出身地:昭和11年(1936年)、大阪府生まれ
専門分野:現代書家・漢字作家
活動拠点:大阪府羽曳野市にて「瀬戸邑波書道ギャラリー奇偶庵」を主宰

瀬戸氏は、印章彫刻師・野田守拙氏の書道の師匠としても知られています。野田氏は、15歳で大阪の彫刻師一門「二葉」に弟子入りし、師匠の二葉一成氏の元で9年間印章彫刻、篆刻を研鑽しました。その後、瀬戸邑波氏の元で書道を学び、日展の他に、印章彫刻・篆刻・書道で多数の賞を取得しています。

所属団体と役職
瀬戸氏は、以下の書道団体において重要な役職を務めています:

由源社:理事
読売書法展:参与
日本書芸院:参与
これらの団体での活動を通じて、書道の普及と後進の育成に尽力されています。

書風と作品の特徴
瀬戸氏の書風は、力強い筆致と繊細な線のバランスが評価されており、多くの展覧会で高い評価を受けています。特に、古くからの文字を崩した「草書」において多くの作品を発表し、賞を受賞しています。代表作には「萬巻圖書一草堂」や「寒窗梦不成」などがあります。

瀬戸邑波氏は、伝統と革新を融合させた書風で、現代書道界に新たな風を吹き込んでいます。その作品や教育活動を通じて、多くの人々に書道の魅力を伝え続けています。