尾西正成おにしまさなり
時代 | 昭和45年〜 |
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標準発表価格 | 600,000 円 |
カテゴリー | 絵画、書画 |
作品種別 | 現代書家・漢字作家 |
プロフィール | 師 吉川蕉仙 京都府出身。 尾西正成(おにし まさなり)氏は、日本の現代書道界を代表する書家であり、京都橘大学文学部日本語日本文学科の教授としても活躍されています。1970年に京都府で生まれ、書家・吉川蕉仙氏に師事しました。専門は漢字書法と書道教育学で、書壇での活動と教育の両面で高い評価を受けています。 経歴と所属 生年・出身地:1970年、京都府京都市北大路生まれ 師事:吉川蕉仙氏(京都橘大学名誉教授) 現職:京都橘大学文学部教授(日本語日本文学科) 所属団体: 日展会員 日本書芸院常務理事 読売書法展常任理事 主な受賞歴と展覧会 日展会員賞:日本最大級の美術公募展「日展」において、会員賞を受賞 読売大賞:読売書法展にて最高賞である読売大賞を受賞 現代書道二十人展:2024年、第68回「現代書道二十人展」に最年少で初選出。師である吉川蕉仙氏とともに師弟同時選出となり、東京・大阪・名古屋を巡回しました。 書風と作品の特徴 尾西氏の書風は、伝統的な漢字書法の骨格を保ちつつ、現代的な感性と構成力を融合させたものです。特に、横画の統一感や筆致の力強さ、払いの捻りに独自性があり、師である吉川蕉仙氏や村上三島氏の影響を受けつつも、独自の表現を確立しています。 札幌市北区麻生の書道教室「光黎書苑」 代表作には「性明毅」や「鐵」「心徹」などがあり、これらの作品は書道誌『墨』や展覧会で高く評価されています。 教育活動と教室 尾西氏は、京都橘大学での教育活動に加え、東京・赤坂および京都・御所南で「尾西正成書道教室」を主宰しています。この教室では、芸術書道と書写の両方を高い水準で学べる機会を提供しており、初心者から上級者まで幅広い層が学んでいます。 尾西正成氏は、伝統と革新を融合させた書風で、現代書道界に新たな風を吹き込んでいます。その作品や教育活動を通じて、多くの人々に書道の魅力を伝え続けています。 |