関口春芳せきぐちしゅんぽう

時代 昭和11年〜
標準発表価格 710,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 明石春浦
福岡県出身。

関口春芳(せきぐち しゅんぽう)氏は、日本を代表する書家の一人で、1936年生まれです。その活動は多岐にわたり、書道界において重要な役割を果たしています。


経歴と所属
毎日書道会:常任顧問を務め、同会の発展に寄与しています。
創玄書道会:副会長として活動し、特に漢字書の分野で力強い作品を発表しています。
墨遊舎:会長を務め、書道の普及と後進の育成に尽力しています。

作風と代表作
関口氏の作品は、力強くも繊細な筆致が特徴で、観る者に深い印象を与えます。

「百事諧」:「物事が穏やかに落ち着いていく」という意味を持ち、コロナ禍において人々の平穏を願って制作されました。
「寄山中高逸人」:孟浩然の詩を題材にした作品で、東京2020オリンピック記念展にも出品されました。
「雲龍風虎」:龍と虎の躍動感を表現した大作で、銀座・和光での新春展に出品されました。

和光オンラインブティック
展覧会と活動
関口氏は多くの展覧会に出品し、その都度高い評価を受けています。

現代女流書展:毎年開催されるこの展覧会において、顧問として参加し、作品を出品しています。
個展「関口春芳書展――悠久の美に魅せられて」:東京セントラル美術館で開催され、幅30メートルにも及ぶ大作が展示されました。

教育活動
関口氏は後進の育成にも力を入れており、NHK文化センター町田教室で書道講座を担当しています。初心者から経験者まで、幅広い層に対して指導を行っています。

関口春芳氏の作品や活動は、書道界において重要な位置を占めており、その影響力は今後も続くことでしょう。