森田彦七もりたひこしち

時代 昭和26年〜
標準発表価格 730,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 凌雪
奈良県出身。

森田彦七(もりた ひこしち、1951年生まれ)は、日本の著名な書家であり、書道界において多くの要職を歴任した人物です。2024年4月22日、72歳で逝去されました。

略歴と主な役職
日展会員:日本最大級の美術展覧会である日展において、書部門の会員として活動。
読売書法会常任理事:読売新聞社が主催する書道団体で、運営の中核を担う常任理事を務めました。
日本書芸院常務理事:関西を拠点とする書道団体で、常務理事として組織運営に貢献。
雪心会理事長・事務局長:自身が主宰する書道会「雪心会」の理事長および事務局長として、多くの門下生を指導。
花園大学教授:京都にある花園大学で教授を務め、書道教育に尽力しました。

作風と代表作
森田氏の書風は、王羲之の「蘭亭序」に代表される古典的な美意識を現代に昇華させたもので、気品と調和を重んじる作風が特徴です。代表作の一つに「恵風和暢」があり、これは「日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~」展に出品されました。この作品は、王羲之の「蘭亭序」からの一節を題材とし、穏やかで和やかな風情を表現しています。

近年の活動と逝去
森田氏は晩年まで精力的に活動を続け、2023年には第10回日展に作品を出品するなど、書道界の第一線で活躍していました。 しかし、2024年4月22日に72歳で逝去されました。 その功績と人柄は、多くの門下生や関係者に深く敬愛され、書道界に大きな影響を与え続けました。


森田彦七氏の作品や活動に関心がある場合は、日本書芸院や読売書法会の公式サイト、または花園大学の関連資料を参照すると、より詳細な情報を得ることができます。