原田玉童はらだぎょくどう

時代 昭和28年〜
標準発表価格 740,000 円
カテゴリー 絵画、書画
作品種別 現代書家・漢字作家
プロフィール 師 蒼韻
岡山県出身。

原田玉童(はらだ ぎょくどう、1953年生まれ)は、日本の書家であり、日展(日本美術展覧会)の第5科「書」において会員および審査員を務めるなど、現代書道界で高い評価を受けている人物です。彼の作品は、伝統的な書法を基盤としながらも、現代的な感性を取り入れた独自の表現が特徴です。


経歴と活動
生年:1953年
所属:日展 第5科「書」会員・審査員
活動拠点:京都を中心に活動
展覧会:「現代書道二十人展」などに出展

原田氏は、京都府立芸術会館で開催された個展「水月会書展」において、自身の作品を発表しています。この展覧会では、彼の学生時代からの感性豊かな筆致が評価され、観客から高い評価を受けました。


代表作と所蔵
代表作:『自愛』(1991年制作)
所蔵館:北海道立函館美術館

『自愛』は、墨と紙を用いた作品で、原田氏の独自の書風が表現されています。この作品は、北海道立函館美術館に所蔵されており、彼の代表作の一つとされています。

書風と表現
原田氏の書風は、伝統的な書法を基盤としつつも、現代的な感性を取り入れた独自の表現が特徴です。彼の作品は、墨の濃淡や筆致の強弱を巧みに操り、見る者に深い印象を与えます。また、彼は書道の教育にも力を入れており、後進の指導にも尽力しています。

原田玉童氏の作品は、全国の書道展覧会や美術館で鑑賞することができます。彼の書に触れることで、伝統と現代が融合した新たな書の世界を感じることができるでしょう。