菱川友房ひしかわともふさ

時代 江戸時代
カテゴリー 掛け軸,絵画、書画
作品種別 浮世絵
プロフィール 菱川 友房(ひしかわ ともふさ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。

**菱川友房(ひしかわ ともふさ)**についての詳細な情報は、現存する文献や資料では確認されていません。しかし、同時代に活動した浮世絵師である**菱川友章(ひしかわ ともあき)や菱川友宣(ひしかわ とものぶ)**といった人物が存在し、彼らの名が似ていることから、混同されている可能性があります。

菱川友章(ひしかわ ともあき)
活動時期:江戸時代中期(元禄年間、1688年–1704年)と推定されています。
出自・経歴:詳細は不明ですが、大田南畝の著書『丙子掌記』に登場し、文化13年(1816年)に「日本絵菱川友章図」と署名された掛軸が紹介されています。
作品:現存する作品は確認されておらず、上記の掛軸もその後の消息は不明です。

菱川友宣(ひしかわ とものぶ)
活動時期:江戸時代中期(元禄年間、1688年–1704年)と推定されています。
出自・経歴:菱川師宣の晩年の門人とされ、師宣の号「友竹」の「友」と「宣」の字を組み合わせた名前を名乗っています。
作品:
『遊楽図巻』:「日本繪房國菱川友宣」の落款と「菱川」の朱文八角印が確認されています。
『楠公父子訣別図』:奈良県立美術館所蔵で、「日本繪房國菱川友宣筆」の落款と「房國」「菱河」の印が押されています。
『遊女聞香図』:ボストン美術館所蔵で、「日本繪菱川友宣圖」の落款があります。