菱川政信ひしかわまさのぶ
時代 | 江戸時代 |
---|---|
カテゴリー | 掛け軸,絵画、書画 |
作品種別 | 浮世絵 |
プロフィール | 菱川 政信(ひしかわ まさのぶ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。 菱川政信(ひしかわ まさのぶ)は、江戸時代に活動した浮世絵師で、同名の人物が少なくとも2人存在するとされています。以下に、それぞれの菱川政信について詳しくご紹介します。 1. 菱川政信(元禄期の浮世絵師) 活動時期:元禄年間(1688年–1704年) 出身地:江戸(現在の東京都) 師匠:菱川師宣の門人 字(あざな):守節 作風:師宣風の肉筆美人画を描いたとされています。 作品:享保年間(1716年–1736年)の肉筆美人画に「當信」の落款と「政信」の印章があるものが存在しますが、これが同一人物によるものかは不明です。 2. 菱川政信(三浦氏、文政–天保期の浮世絵師) 活動時期:文政から天保年間(1818年–1844年) 本姓:三浦氏 別名:信丸、陽斎 作風:人情本の挿絵を中心に活動しました。 代表作: 『契情肝粒志』(文政9年刊行、鼻山人作、英斎泉寿と共画) 『傾城胸中極秘伝』(文政10年刊行、鼻山人作) 『珍説豹之巻』(文政10年刊行、鼻山人作) 『逢染恋私衣』(文政11年刊行、小笠釣翁作) これらの情報から、菱川政信という名の浮世絵師が異なる時代に活動していたことがわかります。それぞれの作品や活動時期を考慮することで、同名の別人である可能性が高いとされています。現存する作品の詳細や所在については、専門の美術館や資料館で確認することをおすすめします。 |